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甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症とは、体内の甲状腺ホルモンの量が正常より少なくなった状態のことを言います。これは、甲状腺の機能の異常の中でいちばん多く見られるもので、活動が活発になり過ぎた甲状腺よりはるかに数は多いのです。大きな集団で調べたところ、65歳以上の女性の10人に1人は、ごく初期の甲状腺機能低下症があることがわかりました。普通、ごく軽い病気のある患者はまったく異常を感じていません。しかし、ごく軽い甲状腺機能低下症のある患者の中には、甲状腺ホルモンを使って治療した後に健康状態が前よりよくなったと感じる人もいます。追跡調査では、ごく軽い甲状腺機能不全のある人の多くは、後に重篤な甲状腺機能不全を起こしてくることがわかりました。したがって、そのような患者で、問題がごく軽く治療を行なわない場合や、患者が何ともないと感じている場合は、きちんと経過を見ていかなければなりません。
甲状腺機能低下症は突然発病することもあり、また甲状腺機能亢進症の治療後に起こることもあります。